セレブ妻に主導権を握られた逆援助交際

セレブ妻に主導権を握られた逆援助交際

ストレスのたまった人妻と交際すると刺激的で楽しいが疲れる。名張市の明美さんとは、あまり長く続かないだろうと想像する。

少しヒステリックなところがあり居心地も悪かったので、初対面で終わりにしようかとも思ったが、念願の人妻に会えたのだし、それまで順調にコンタクトも取れていたので、しばらく交際していようと考えた。明美さんは三十七歳の人妻。艶っぽいし綺麗だし、カリカリした部分を除けば申し分のない女性だ。

デートの主導権は常に明美さんが持っていた。七歳も年上であるし、明美さんの性格からして当然の成り行きだ。

その日のディナーは日本料理屋。暖簾をくぐると和服女性がふたり丁寧に頭を下げた。

「僕はお金ないですよ」

耳元でせかす。

「私が全部払うから余計な心配しなくていいの」

命令口調で僕の手を引くと、一重太鼓結びの帯を見ながらついて行って個室に通される。

高級日本酒でほろ酔い加減になると、あだっぽい目つきで意味深なことを語り出す。

「私の貯金は私のために費うの。私のお金は私のお金。旦那のものじゃないわ」

そして僕の手を握り、ふっくらした妖しい身体を寄せてくる。

「だから離れないでね。離れちゃや~よ」

甘えるときは命令口調ではない。

「こんなところでまずいっすよ」

「キスだけならいいでしょう」

抱き寄せてキスする。舌を挿れ、一分間くらい濃厚なディープキスをした。

「胸揉んでちょうだい」

「それはまずいです・・・お店の人が来たら」

「人が来たらやめればいいのよ」

横になって豊かな胸を揉み、首にキスする。太股に手を延ばそうとしたがやめた。そこに触れたら、いつものようにもっと感じやすい部分に指を延ばしてみたくなる。そうなるともう後戻りできない。反対側を向いて正気に戻ると、ぷんと畳の匂いがした。

食事もさることながら、ホテルもラブホでなく通常のホテルが多かった。ダブルを取り、数時間でチェックアウトしてしまう。無駄だからラブホにしましょうと何度も言ったがきかない。わざわざ遠くまで出かけて行って贅沢なホテルを選ぶ。ホテル代だけで一回に二万近く使うこともあった。自暴自棄になっている気がした。

セックスの主導権も明美さんにある。体位や回数もその日の明美さんの気分次第で変わる。挿入させてもらえず、濡れそぼった部分をひたすら舐めさせられたことも一度や二度ではない。

「挿れたい・・・挿れさせて。お願いだから」

「ごめんね、今日は舐められたいの。今度たくさん突かせてあげるから」

逆に言うと挿入OKの日はこれでもかというほどピストンさせられる。今度は射精を我慢するのがひと苦労。もっとバランスの取れたセックスができないものかと毎回思う。

「そろそろお金なくなるから借金しないと」

「もういいですよ。身の丈に合った遊びをしましょう」

「余計な心配しなくていいわ」

「勝手に借金してご主人にバレたらどうするんですか」

「秘密にしてればいいわ。旦那は私に関心ないから気づかないわ」

火の粉が降りかかる前に別れたほうがいい。そろそろ限界だ。

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