美人を誘うには、普通の方法だと食いつきが弱いです

美人を誘うには、普通の方法だと食いつきが弱いです

最近、真面目にW不倫を始めた。

それまでは出会い系で片っ端から不倫相手を募集し、短期長期含めて様々な女性とセックスを繰り返してきた。同時並行して複数の相手と交わったこともある。俺の場合セックスに求めるのは質より量で、それほど容姿にもこだわらない。人妻もいたし女子大生もいた。ブスをいたわり美人を持ち上げ、ブカブカの膣で遅漏になり、処女の出血に感動した。俺が出会い系で欲望を満たすことに成功したのは、相手に拘らず誰でも受け入れる態度だろう。出会い系成功の秘訣は「膣があればそれでいい」精神だ。

ところが人妻の一関市の美也子に出会ってその精神が崩壊する。

美也子はメル友を募集していた。

「寂しがり屋の私です。こんな私を優しくエスコートしてくれる男性を募集します」

髪が綺麗で笑顔がまぶしく、口角が上がった唇が魅力的で、久々に美人に出会ったと思った。同時にメル友募集が餌に過ぎないと直感した。メール交換にエスコートなど不要のはず。すかさずこんなメッセージを送る。

「美也子さんが本当に美しい方なのかどうか、実際に会ってたしかめてみたいです。写真からはよくわかりません。期待通りであればいいのですが」

美人の誘い方は、最初からその美しさを褒めず、むしろ懐疑的に接することだ。凡庸な男ほど最初から綺麗だ素敵だと美辞麗句を並べるが、美人は褒めそやされることに慣れており、心を動かしにくい。だから逆を突く。美人の虚栄心にあえてケチをつける。

「期待通りでなかったらどうなさいます?」

「その場でお別れです」

「ではお会いましょう。私も楽しみです」

「僕に嫌われたらどうします?」

「あなたより先に『さようなら』と言わせていただきます」

出会い系経験が豊富な女と見た。寂しがり屋も嘘だ。きっと出会い系で不倫を繰り返してきた女なのだろう。

お茶を飲みながら歓談したが、美也子はきっとあのことが気になっている。時間が経つにつれて落ち着かなくなってくる。美也子は俺の一言を待っている。でも俺がそのことに少しも触れないものだから、美也子のほうから口火を切った。

「それでどうなんですか? 私をどう思います?」

微笑んでいるが視線は固い。何かに怯えているようにも見え、気の毒になる。

「言うまでもないことです。僕は最初から美也子さんが世界で一番きれいな女性だと思っていました」

怯えた目が丸くなり、女子高生のようにはしゃぐ。

「だったら・・・なんであんなこと書いたの」

「少しいたずらしてみたくなって」

「意地悪な人ねえ」

俺はその瞬間美也子に恋をした。今まで出会い系の女にこんな感情を抱いたことはない。その日のうちにセックスさせてもらったが、愛情のあるセックスがこんなに気持ちいいものだったかと改めて感動。はるか昔の新婚初夜を思いだした。

色々話を聞くと、こちらの見立て通り美也子も複数の男と関係した過去がある。

「僕は美也子さんだけを愛したい。そう決めた」

「私もそうしてみます」

落花流水のW不倫。これからは下手な鉄砲を数打つ戦法をやめ、美也子一本でいく。

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